防災シミュレータ開発

強震動(地震が引き起こす強い揺れ)を高精度に予測するシミュレータ開発

開発の背景:巨大地震発生の可能性

近年、東海・東南海・南海地震に代表される巨大地震の発生が危惧されています。
内閣府の中央防災会議の発表では、東海地震が発生した場合は約7,900人の死者が発生し、経済損失も30兆円を超えると予測。 東南海・南海地震が同時に発生した場合に至っては約17,800人の死者が発生し、経済損失も57兆円を超えると予測されています。

被害の予測や建築物の耐震安全性を検討するうえで、高精度な強震動シミュレーションの開発は緊急課題であり、日本アムスコは研究に取り組んでいます。

目標は地域防災・地域開発のための総合防災シミュレータ開発

強震動予測シミュレータを主軸として、地震発生時の液状化、津波などの予測シミュレーションに対応する地震防災シミュレータを構築します。
将来的には火災や洪水といった災害全般に適用出来る総合防災シミュレータの完成を目指します。

総合防災シミュレータの構築により予想される社会的効果

専門・技術サービスから建設、製造等様々な分野への貢献が期待されます。

本研究開発における取り組み

1 ハイブリッド手法による強震動予測シミュレータの開発

強震動予測シミュレータの開発のため、地域の大学と連携し半経験的手法と3次元有限要素法を用いたハイブリット手法による強震動予測手法の研究を行っています。

研究概要

愛知工業大学と日本アムスコが連携し、強震動予測手法の確立と強震動予測シミュレータを開発します。

2 有限要素法による一体型強震動予測シミュレータの開発

ハイブリッド手法による強震動予測シミュレータを通過点とし、更に高精度な強震動予測シミュレーションを研究。
地震発生から地表付近の地盤における非線形性を考慮した地盤震動まで解析手法を有限要素法に統一し、高精度な一体型の強震動予測シミュレータを開発します。

高精度強震動予測シミュレータの開発計画

産学連携により研究を進め、高精度強震動予測シミュレータを主軸とした総合防災シミュレータを開発します。

GISを活用したシミュレーションモデルの構築

GIS(geographic information system:地理情報システム)デジタルデータを活用し、3次元シミュレーションに必要な空間データを素早く高精度にモデル化する手法の開発を行っています。

※GISとは: さまざまな地理データを、衛星やコンピューターなどを利用して収集、分析、処理し、地図情報とその他の情報を統合的に活用するシステム。 地理情報システム。地図情報システム。(大辞泉より引用)

シミュレーションモデルの作成例

総合防災シミュレータの開発

将来的に火災や洪水といった災害全般に適用できる地域防災・地域開発のための総合防災シミュレータの完成を目指します。

開発計画

総合防災シミュレータの開発を目指します。

産学連携による強震動予測シミュレータの開発と学会発表予定時期

強震動予測シミュレータの研究を学会にて発表します。

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